佐藤翠

「Bouquets」

Bouquet de Février 2018 oil on canvas 65.2 × 54.1 cm ©︎Midori Sato

この度、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、佐藤翠展「Bouquets」を開催いたします。
色とりどりの服が掛かったクローゼット、高いヒールの靴が並ぶシューズラック、鮮やかな花々。佐藤の絵画は、女の子の憧れが詰まった宝石箱のようです。画面を眺めていると、大胆で素早いタッチがモチーフの輪郭を溶かし、具象性と抽象性が共存しつつ鮮やかな色彩と卓抜な構成が強い魅力を放っていることに気づきます。

本展タイトルの「Bouquets」は、佐藤がブーケを毎月観察して描いてきたシリーズです。佐藤曰く「ブーケを見つめて」というような意味合いを込めたとのこと。パリでの制作を経て、小山登美夫ギャラリーでの4度目の個展となる本展では、滞在中に心惹かれた植物やフルーツをモチーフにした新作を展示いたします。

また本展は、南青山のアートサロン「SCÈNE」での個展「Glimmer of night ー夜の煌めきー」2月2日(土)~3月15日(金)と同時開催となります。
佐藤の華やかな世界を堪能できる2つの展覧会をぜひご覧ください。

【本展について】
春夏秋冬 花を追いかけ ブーケを見つめ 魅せられて 消えないように 忘れないように 新たな発見を描き続けた
自然の中に葉や木の実 花を見つけたとき まるで宝石のように感じた
今は自然の中から摘み取って描くこと 花に夢中 そこには生きている美しさが溢れている
古くからモチーフとして継承されてきた花とフルーツに向き合い 新たな追求が始まった
ー佐藤翠

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同時開催 佐藤翠「Glimmer of night ー夜の煌めきー」
会場:SCÈNE
会期:2019年2月2日(土)- 3月15日(金)
開館時間:13:00 – 19:00 毎週木曜日のみ一般公開、それ以外は招待制
休廊日:日曜、月曜、祝日
住所:東京都港区南青山 3-15-6 Ripple Square D-B1
http://scenetokyo.com
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作家プロフィール

佐藤翠

1984年愛知県生まれ。2008年名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業。在学中ディジョン国立美術大学(フランス)へ交換留学し、2010年東京造形大学大学院造形学部修士課程を修了。平成29年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスにて研修を行いました。

色とりどりの服が掛かったクローゼット、高いヒールの靴が並ぶシューズラック、鮮やかな花々。佐藤翠の絵画は女の子の憧れが詰まった宝石箱のようであり、大胆で素早いタッチがモチーフの輪郭を溶かし、具象性と抽象性が共存しつつ鮮やかな色彩と卓抜な構成が強い魅力を放ちます。また絵画の魅力、喜びに溢れ、「ほのかな、かすかな官能性の香りがいわば隠し味のように重なって、比類ない豊麗な世界」(高階秀爾『ニッポン・アートの躍動』(講談社)を生み出しています。

主な個展に「Diaphanous petals」(ポーラ美術館アトリウム ギャラリー、神奈川、2019年)、「Bouquets」(8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京、2019年)、「Orange glow」(Green Art Flowers Gallery、パリ、フランス、2018年)、「Reflections」(Roppongi Hills A/D Gallery、東京、2017年)など。主なグループ展に「あいちトリエンナーレ2016 虹のキャラヴァンサライ」(愛知、2016年)、「絵画を抱きしめてEmbracing for Painting -阿部未奈子・佐藤翠・流麻二果展-」(資生堂ギャラリー、東京、2015年)などがあります。

作品は、芥川賞受賞作家・中村文則の小説『去年の冬、きみと別れ』(幻冬舎、2013年)、女性作家集団「アミの会(仮)」の短編小説集『アンソロジー 嘘と約束』(光文社、2019年)の装画や、『花椿』(資生堂)にて原田マハの短編小説と挿画でコラボレーション、コスメブランド「RMK」とのコラボレーションによるメイクアップキットが販売されるなど、その活躍の場を広げています。「VOCA展2013 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(2013年、上野の森美術館、東京)では大原美術館賞を受賞、作品は同美術館に収蔵されました。

https://www.midorisato.com