奈良美智 版画展

8/ AR GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、7月25日(水)から8月6日(月)まで「奈良美智版画展」を開催致します。

絵画、ドローイング、ブロンズやFRPの彫刻作品、セラミック作品そして大規模なインスタレーションなど、多様な表現方法を自在に行き来しながら世界中の人々を魅了し続ける奈良美智。本展では初発表の最新作を含む、奈良美智の木版画作品を展示致します。

今回展示する木版画は2010年に発表した木版画シリーズに続きニューヨークのPace Prints専属の木版画摺師、柴田康行氏の制作による作品です。今回も作品の完成に至るまで東京とN.Yの間で何度もやり取りが繰り返されました。特に、輝かしい色合いが印象的な「untitled」(2012) には、雲母が施されていますが、これは、N.Yで行われた作家と版画師による仕上げ作業の中で生まれたアイディアに依るものです 。和紙は生漉紙(kizuki-shi)を使用し、26版木、34度摺りで仕上げています。