廣瀬智央

個展「手の裏側」モノグラフィー『PHARMAKON(ファルマコン)』刊行記念展 森岡書店、東京

廣瀬智央 / 個展「手の裏側」 モノグラフィー 『PHARMAKON(ファルマコン)』刊行記念展 森岡書店、東京
2023年12月5日[火]- 10日[日]
オープニングレセプション:12月5日[火]17:00-19:00

森岡書店、東京
〒104-0061 東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル
03-3535-5020

Beans Cosmos (Palm)
2019
Acrylic resin, pasta, bean, plastic, zirconia, glass ball
φ5.0 cm
©Satoshi Hirose

小山登美夫ギャラリー天王洲の展覧会「月の裏側」の関連企画として、森岡書店にて「手の裏側」と題したモノグラフィー刊行記念の作品展示と本のプレゼンテーションを行います。 展覧会は、「一冊の本を売る」という森岡書店のコンセプトと小さな書店空間に親しみを込めて、世界の断片に生と美を見出すような掌の世界が広がります。展示作品の全てが作家自身の手のひらから生まれた作品たちです。手のひらの中の小さな宇宙のような作品5〜7点を展示予定です。

・モノグラフィーのタイトルについて
ファルマコンの語源は「薬理学」から来ており、ギリシャ語で「薬」(正の作用)と「毒」(負の作用)の両義的な意味を併せ持つ概念です。 ファルマコンがメタファー(比喩)として用いられるときには、既存の社会秩序や規範体系を否定する革新的な人間(思想)のことを指し示します。タイトルは、作家自身の立ち位置や思想を反映しています。

廣瀬智央 モノグラフィー『PHARMAKON(ファルマコン)』
27 x 23 cm、362ページ、ハードカバー
刊行年: 2023年
言語:バイリンガル(イタリア語/英語)
編集:アンジェラ・マデサーニ
テキスト:アンジェラ・マデサーニ、アルベルト・フィオーレ、五十嵐純
発行: Prearo Editore (ミラノ)
定価: ¥11,000(税込)
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