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安藤正子は1976年愛知県生まれ。2001年愛知県立芸術大学大学院修了。瀬戸市を拠点に活動し、現在、愛知県立芸術大学美術学部油画専攻准教授。
2024年令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
主な個展に、「ハラ ドキュメンツ9 安藤正子 ― おへその庭」(原美術館、東京、2012年)、「安藤正子 作品集刊行記念展『Songbook』」(8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京、2016年)、「Portraits」(小山登美夫ギャラリー、東京、2021年)、「安藤正子展 ゆくかは」(一宮市三岸節子記念美術館、愛知、2023年)がある。
子どもや毛糸の編み物、動物や草花などをモチーフに、油絵具の特質を生かし、緻密な描写や大きな余白などの画面構成等、様々な絵画的要素の中で生み出された、滑らかな絵肌のペインティング作品と、それとは対照的に硬質な質感の精緻な鉛筆ドローイングが特徴的であった。2018年以降は、陶のレリーフや、水彩、木炭によるドローイングなどに作品が大きく展開している。
出版物
https://tomiokoyamagallery.com/publications/songbook/
個展
2024 |
「まだ起きている」anonymous studio、名古屋、愛知 |
2023 |
「安藤正子展 ゆくかは」一宮市三岸節子記念美術館、愛知 |
2021 |
「Portraits」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2016 |
「安藤正子 作品集刊行記念展『Songbook』」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京 |
2012 |
「ハラ ドキュメンツ9 安藤正子 ―おへその庭」原美術館、東京 |
2004 |
Project Room / 小山登美夫ギャラリー、東京 |
グループ展
2024 |
「ART in MINO 土から生える 2024」 多治見市、瑞浪市、土岐市 各会場、岐阜 |
2023 |
「移動美術館2023 愛知県美術館のコレクションから: 画家たちの眼―さまざまな表現への挑戦―」清須市はるひ美術館、愛知
「青空は、太陽の反対側にある:原美術館/原六郎コレクション」 原美術館 ARC、渋川、群馬 |
2022 |
「瀬戸現代美術展 2022」菱野団地各所、愛知
「ホモ・ファーベルの断片 ―人とものづくりの未来―」 愛知県陶磁美術館、瀬戸、
「市制90周年記念 リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」 平塚市美術館、神奈川[足利市立美術館、栃木、2022/高岡市美術館、富山、2022/ふくやま美術館、広島、2022/新潟市美術館、新潟、2022-23/久留米市美術館、福岡、2023へ巡回] |
2021 |
「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」原美術館 ARC、渋川、群馬
「花と鳥」小山登美夫ギャラリー、東京
「いのちの移ろい展」碧南市藤井達吉現代美術館、愛知 |
2020 |
「瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム 2019-2020 招聘作家作品展」瀬戸市美術館、愛知 |
2019 |
「瀬戸現代美術展 2019」旧産業技術総合研究所中部センター瀬戸サイト、愛知 |
2018 |
「現代美術に魅せられて-原俊夫による原美術館コレクション展(後期)」原美術館、東京 |
2017 |
「リアル(写実)のゆくえ」平塚市美術館、神奈川[足利市立美術館、栃木/碧南市藤井達吉現代美術館、愛知/姫路市立美術館、兵庫へ巡回] |
2016 |
「創立50周年記念展示『芸術は森からはじまる』」愛知県立芸術大学構内全域
「女神たちの饗宴 原美術館コレクション」ハラミュージアムアーク、群馬 |
2015 |
「芸術植物園」愛知県美術館
「高松市美術館コレクション展2 とびだせ! いきものずかん 讃岐漆芸と現代アート」高松市歴史資料館、香川
「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」東京オペラシティーギャラリー、東京 |
2014 |
「開館35周年記念 原美術館コレクション展」原美術館、東京
「マインドフルネス! 高橋コレクション展 決定版 2014」名古屋市美術館、愛知 |
2013 |
「Wonderful My Art 高橋コレクションの作家たち」河口湖美術館、山梨
「高橋コレクション展 マインドフルネス!」鹿児島県霧島アートの森[札幌芸術の森美術館、北海道へ巡回]
「アートがあれば ll ー9人のコレクターによる個人コレクションの場合」東京オペラシティ アートギャラリー、東京
「古/今 書院でみる現代美術 原美術館コレクション展」ハラミュージアムアーク、觀海庵、群馬
「アイチのチカラ!戦後愛知のアート、70年の歩み」愛知県美術館 |
2009 |
「放課後のはらっぱ 櫃田伸也とその教え子たち」愛知県美術館/名古屋市美術館、愛知 |
2002 |
「フラジャイル・フィギュアズ」パレットクラブ、東京 |
パブリックコレクション
愛知県美術館
札幌宮の森美術館
瀬戸市美術館
高橋龍太郎コレクション、東京
高松市美術館、香川
名古屋市美術館、愛知
原美術館ARC、群馬
出版物
『私のことならほっといて』2022 新潮社(文庫本)著者:田中兆子 装画:安藤正子
『落ち着いたあかつきには』2022 双葉社 著者:蜂須賀敬明 装画:安藤正子
『ギッちょん』2017 文藝春秋社(文庫本)著者:山下澄人 装画:安藤正子
『甘いお菓子は食べません』2016 新潮社(文庫本) 著者: 田中兆子 装画:安藤正子
『Songbook 安藤正子作品集』2015 青幻舎 寄稿:新川和江(詩人)、副田一穂(愛知県美術館学芸員)
『甘いお菓子は食べません』2014 新潮社 著者: 田中兆子 装画:安藤正子
『ギッちょん』2013 文藝春秋社(単行本) 著者:山下澄人 装画:安藤正子
『ハラドキュメンツ・展覧会図録ーおへその庭』2012 原美術館 寄稿:坪内雅美(原美術館学芸員)
受賞歴
2020 |
令和元年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞 |
2024 |
令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞 |