リチャード・タトル

『リチャード・タトル The Place in the Window』展覧会カタログ

2013年小山登美夫ギャラリー京都で開催した『Richard Tuttle The Place in the Window』の展覧会カタログ。本カタログのために、美術評論家の松井みどり氏に「率直な行為、完全な世界:リチャード・タトルの『場所』における個別的身体の発見と柔軟な哲学」をご寄稿いただきました。

【『Richard Tuttle The Place in the Window』 展覧会カタログ】

20.3×25.4cm 蛇腹折り、ソフトカバー / 44頁、95点作品画像掲載
日英バイリンガル

定価:¥10,000(税別)

刊行:2018年10月22日
寄稿:松井みどり(美術評論家)
デザイン:Goto Design, New York
編集、発行:小山登美夫ギャラリー

著者プロフィール

リチャード・タトル

リチャード・タトルは1941年アメリカ、ニュージャージー州生まれ。ニューヨークとニューメキシコを拠点に活動しています。ハートフォードのトリニティ・カレッジで哲学と文学を学び、1963年に卒業。1965年24歳の時にニューヨークのベティ・パーソンズギャラリーで初個展を行い、1975年34歳の時、ホイットニー美術館で個展を開催。その展示は反響を呼び、様々な物議を醸しました。国際展では、ヴェネツィア・ビエンナーレ(1976年、1997年,2001年)、ドクメンタ(1972年、1977年、1987年)、ミュンスター彫刻プロジェクト(1987年)、またホイットニー・ビエンナーレにも3回(1977年、1987年、2000年)参加しています。

このようにリチャードタトルは、ポスト・ミニマリズムの代表的なアーティストというだけでなく、そのカテゴリーや時代、ジャンルを超えて、常にアートシーンを刺激し、活躍してきたアーティストといえるでしょう。日本では、世界屈指のアートコレクター ヴォーゲル夫妻のドキュメンタリー映画『ハーブ&ドロシー』(佐々木芽生監督)に、作品とともに登場したことでも広く知られています。

最近の主な展覧会として、2005年から2007年までサンフランシスコ近代美術館、ホイットニー美術館他アメリカ国内を巡回した大回顧展「The Art of Richard Tuttle」、また、2014年ロンドンのテート・モダンとホワイトチャペルギャラリーで同時開催した個展「I Don’t Know, Or The Weave of Textile Language」において、布を使用した巨大な彫刻作品をテート・モダンのTurbine Hallに展示し大きな反響を呼びました。作品はニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館ほかアメリカの主要な美術館、ステデリック美術館(オランダ)、テート・モダン(イギリス)、ポンピドゥー・センター(フランス)、ルードヴィヒ美術館(ドイツ)など、世界の数多くの美術館に所蔵されています。日本では国立国際美術館(大阪)がコレクションしています。

1941 Born in Rahway, NJ
1963 B.A. Trinity College,Hartford, CT
Lives and works in New York and New Mexico, USA