川島秀明は1969年愛知県生まれ。1991年東京造形大学卒業後、1995年から2年間比叡山延暦寺での仏道修行などを経て、2001年アーティストとしての制作活動を開始しました。活動初期より川島は一貫して自意識と向き合い、顔、そしてそこに現われる繊細で複雑な感情を描き続けてきました。川島作品を観る者は、うっすら塗られた色のグラデーションの巧緻さと、時に強く、時に憂いを帯びた魅惑的な眼や表情に引き込まれ、自分とどこか繋がる部分があるような、心揺さぶられる感情を覚えるでしょう。
今までに国内外で多数の展覧会に出展しており、主な個展に「Stay Still」(Richard Heller Gallery、アメリカ、2023年)、「youth」(小山登美夫ギャラリー、2018年)、
「Wandering」(Kukje Gallery、韓国、2009年)があり、主なグループ展に、「Japanese Experience Inevitable」(ザルツブルグ近代美術館、オーストリア、2004年)、「ライフ」(水戸芸術館、2006年)、「アイドル!」(横浜美術館、2006年)、「Little Boy」(村上隆キュレイション、ジャパン・ソサエティー、ニューヨーク、2006年)があります。
1969年 愛知県生まれ
1991年 東京造形大学卒業
個展
2024 | 「Stream」小山登美夫ギャラリー、東京 |
---|---|
2023 | 「Stay Still」Richard Heller Gallery、サンタモニカ、アメリカ |
2018 | 「Youth」小山登美夫ギャラリー、東京 「[2001-2014]」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京 |
2014 | 「come out」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京 「Back and Forth」Richard Heller Gallery、サンタモニカ、アメリカ |
2011 | 「Turning」Richard Heller Gallery、サンタモニカ、アメリカ |
2009 | 「Wandering」Kukje Gallery、ソウル、韓国 |
2008 | 「wavering」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2005 | 「mutability」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2003 | 「Shadow Monk」project room / 小山登美夫ギャラリー、東京 |
グループ展
2024 | 「MIND SCAPES」GANA ART CENTER、ソウル、韓国 「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.04 絵からはじまる本とつながる~もう一つの本棚劇場~」角川武蔵野ミュージアム、所沢、埼玉 「Small Things Here and There」PTT Space、台北、台湾 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」作州民芸館、津山、岡山 「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」東京都現代美術館、東京 |
---|---|
2023 | 「おはようございます日本: Good Morning Japan」Nassima Landau Art Foundation、テルアビブ、イスラエル |
2022 | 「EXODUS」K11 MUSEA、香港 「N/World」MtK Contemporary Art、京都 「コロナ禍とアマビエ 6人の現代美術家が『今』を考える」角川武蔵野ミュージアム、所沢、埼玉 |
2021 | 「花と鳥」小山登美夫ギャラリー、東京 「コロナ時代のアマビエ プロジェクト」角川武蔵野ミュージアム、所沢、埼玉 |
2020 | 「顔」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2019 | 「ボクとおやじのアートdeお盆ナイト」ZaisyohouseKoide、西春日井郡、愛知 |
2017 | 小山登美夫ギャラリー グループ展、東京 |
2016 | 「JAPAN 7」SILVERLENS、マニラ、フィリピン |
2015 | 「柏原由佳・川島秀明・工藤麻紀子・桑久保徹・桑原正彦・福井篤 作品展」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京 「タグチヒロシ・アートコレクション パラダイムシフト てくてく現代美術世界一周」岐阜県美術館、岐阜 |
2014 | 「タグチ・アート・コレクション たぐ展☆」松本市美術館、長野 |
2013 | 「2014 FIFAワールドカップ・ブラジル™ オフィシャルアートプリントエディション」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京 「高橋コレクション展 マインドフルネス!」鹿児島県霧島アートの森、湧水[札幌芸術の森美術館、北海道へ巡回] |
2012 | 「大竹利絵子・川島秀明・小出ナオキ 作品展」8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京 |
2011 | 「ORANGE SKY」RH Gallery、ニューヨーク、アメリカ 「CAFE in Mito 2011」水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城 「Reflections in collaboration with Tomio Koyama Gallery」ford PROJECT、ニューヨーク、アメリカ 「収蔵品展039 寺田コレクションの若手作家たち」東京オペラシティ アートギャラリー、東京 |
2010 | 「ポートレイト2」小山登美夫ギャラリー、東京 |
2009 | 「convolvulus」Michael Ku Gallery、台北、台湾 「Prepare for Pictopia」Haus der Kulturen der Welt、ベルリン、ドイツ 「収蔵品展029 女たち」東京オペラシティ アートギャラリー、東京 「neoneo Part1 [BOY]」高橋コレクション 日比谷、東京 |
2008 | Richard Heller Gallery、サンタモニカ、アメリカ |
2007 | Kukje Gallery、ソウル、韓国 「ポートレート・セッション」ナディフ、東京/広島市現代美術館、広島 「TOMORROW NOW」MUDAM Luxembourg、ルクセンブルク ポチョン・アジア・ビエンナーレ 2007、Pocheon Banweol Art Hall、ポチョン、韓国 |
2006 | 「ライフ」水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城 「マジカル・アート・ライフ」トーキョーワンダーサイト渋谷、東京 「収蔵品展021 素材と表現」東京オペラシティ アートギャラリー、東京 「アイドル!」横浜美術館、神奈川 「縄文と現代」青森県美術館、青森 |
2005 | 「Little Boy」Japan Society、ニューヨーク、アメリカ 「心の風景 寺田小太郎の眼から」川越市立美術館、埼玉 「Rising Sun, Melting Moon: Contemporary Art in Japan」イスラエル美術館、エルサレム、イスラエル |
2004 | 「Japanese Experience Inevitable」ザルツブルグ近代美術館、オーストリア 「Next Generation Heavenly Creatures」Galerie Thaddaeus Ropac、ザルツブルグ、オーストリア 「Fiction.Love - Ultra New Vision in Contemporary Art」台北當代藝術館(MOCA Taipei)、台湾 「Young Artists from China, Japan and Korea」ソウル国立現代美術館、韓国 「FUNNY CUTS -CARTOONS UND COMICS IN DER ZEITGENOSSISCHEN KUNST」Staats Galerie Stuttgart、シュトゥットガルト、ドイツ |
2002 | 「Fragile Figures」Pallette Club、東京 |
2001 | 「morning glory」小山登美夫ギャラリー、東京 |
プロジェクト
2013 | オープンスタジオ、Residence Mirai、ベルリン |
---|
パブリックコレクション
公益財団法人 角川文化振興財団
群馬県立館林美術館
高橋龍太郎コレクション
高松市美術館
タグチ・アートコレクション
東京オペラシティ アートギャラリー
府中市美術館(寺田コレクション)
フラワーマンコレクション
横浜美術館
関連書籍
"Little Boy: The Arts Of Japan's Exploding Subculture"
村上 隆・編 / Yale Univ Pr; Bilingual版・出版(2005/4)
"Funny Cuts: Cartoons And Comics In Contemporary Art"
Kassandra Nakas、Ulrich Pfarr、Andreas Schalhorn・著 / Kerber Christof Verlag・出版(2005/03)
"The Japanese Experience: Inevitable"
村上 隆、カイカイキキ、タカノ綾、桑原正彦、奈良美智、杉戸 洋、三宅信太郎、長谷川 純 / Margrit Brehm・編集 / Hatje Cantz・出版(2003/03)